
エイトマン
先日の仕事帰りの話
僕、最後、電車乗り換えて南海電車に1駅区間乗るんですが、
ホームで待ってても電車が来ない・・
まわりの人を見ると皆、イライラっぽい
「ん?」
ヘッドフォンステレオをしていたので、
はずして構内放送に耳をすますと・・・
「○○駅近くの線路にヘリコプターが落ちて、
現在全線とも運行を見合わせております」
おいおい
また大きなトンボが落ちたもんやなw
・・・
どうしよう
・・・
このまま待つか?
・・・
1駅歩いて帰るか
・・・
雰囲気的に復旧がそろそろ終わりそうらしい
ホームには人がどんどん増えている
歩いて15分くらい
・・・
みなさんもよく迷うところでしょ?
振り替え輸送に走るか、
このまま待つか。
今回は振り替えれる路線がないので、
他のお客さんは待つしかない。
僕はよく練習帰りなどで、終電に間に合わず、
この1駅歩くので、不可能なことではない。
・・・
よし!歩こう!
思い立って、仕事で疲れてはいるが、
明日休みだし、雨も上がってるし、
線路沿いに歩くことにした。
・・・
トボトボ
徒歩徒歩
テクテク
10分ほど歩いて
僕の最後の駅が見えてきた
こういう時、いつも頭をよぎることがある
・・・
「今、もし、遅れていた電車が来て、
僕を追い抜いて行ったら、
僕の負けやな・・・。
きっと、電車に乗ってる人の顔を見たら
勝ち誇って見えるんやろな・・・
それはイヤやな・・・」
と。
「まさか・・・まさか・・・」
と思いながらも、少し歩くスピードが早くなる。
【早歩】
その時、アフリカのチーターなみに
鋭くなっていた僕の聴覚に
遠くにある周波数の音を感じた。
「まさか・・・まさか・・・」
どんどん近づいてくる嫌な気配
【競歩】
作り笑顔で振り返る
遠〜くに嫌なライトが見える
【半笑いで早競歩】
駅はもうすぐ200mくらいだ
「負けたくない」
引きつり顔で振り返る
光がはっきりと大きくなっている
「あかん!・・・負ける!・・・」
【ダッシュ
!】
なんでやねんwww
でも、その時は迷わずダッシュしてしまったw
走りながら頭の中で
「スーパーマンやったっけ?電車より早いのん。
ちがうな〜スーパーマンは電車を止めるくらいの
力持ちやったな・・・。
電車より早いのは
・・・
・・・
エイトマン!」
どうでもいいことが頭を駆け巡る。
思わず口ずさむ、エイトマンの歌。
「エイト!エイト!エイト!エイト!エイト!![]()
」
どんどん近づく電車の気配。
もう振り返らない!
いちもくさんにダッシュ
口ずさむ歌声もテンションがあがる
「エイト
エイト
エイト
エイト
エイト![]()
![]()
」
あと50m!
まだ電車の気配は後方!
あと10m!
HoWaaa〜n!
電車の警笛の音!
「何!僕に挑戦状か!」
なワケないwww
「エイト
エイト
エイト
エイト
エイト![]()
」
電車の光を感じる!
最後のダッシュ
GOA〜〜〜〜〜〜〜L
「か、勝った〜〜〜〜![]()
![]()
みなさん、僕は勝ちました。
ハンディがあったとはいえ
僕は電車に勝ちました。
歩くことをチョイスした僕の判断が
間違っていなかったことを証明したのです。
そして、すれ違う人に、走る僕の姿は
エイトマンに見えていたかもしれません。
駅を過ぎ
やっと、やっと
僕を追い越していく電車。
心なしか、乗っているお客さんの顔は
悔しそうでした
なワケないかw
どっと疲れが押し寄せてきました。
ヒザがヒクヒクと「笑って」る。
冷静になって考えました。
僕
アホ?
「エイト
エイト
エイト
エイト
エイト![]()
」
