
フライングV
かなり思いいれのあるギターです
見たことありますか?
あの、三角形のような形の
逆さV形のギター
本家GIBSONでもいくつかのバリエーションがありますが
他のメーカーも合わせるとかなりの種類になります
まぁ、そのあたりを詳しく語る必要は
ココではないと思うので・・・
まずKISSのポールスタンレイが「ジャカジャーン!」
とかき鳴らす姿を見て「カッコええなぁ」
と欲しくなったのが最初で
しかし、さらに僕をVにひきつけたのは、
「UFO時代のマイケルシェンカー」の姿でした
ここでこだわってるのは「UFO時代」という部分
ソロになってMSGとして再登場してからではなく
あの、UFO時代の
ブロンドのロングヘアーで表情が見えず
黒い衣装に身を包み
真っ白のフライングVを又にはさんだポーズで
哀愁のフレーズ、
むせび泣くギターを弾くマイケルでした
その神々しい姿を初めて見たのは
[MUSIC
IN U.S.A]という音楽番組で
[LIGHT`S
OUT]という曲の
プロモーションビデオ(PV)を見たときでした
このPV、マイケルのフライングVは真っ黒なんです
メインのVをリペアに出している時のスペア?
かもしれません
マイケルはよく、Vのネックを折りました
僕も2回ほどVのネックを折りました
一回目はライブ本番前の楽屋で・・・
あの形、じつは曲者なんです
そのまま「置けちゃう」から
「パタン!」楽屋の床に響き渡る運命の音・・・悪夢
サブのGIBSONのレス・ポール(ここが僕らしい)
でステージをこなすはめに
さて、話は前後しますが
当時、梅田の、今はなき「キューピット」という音楽喫茶で
リクエストを書けば希望のPVを見せてくれました
当然、僕はこの[LIGHT`S
OUT]のPVばかりをリクエストして、
始まれば、かじりつきでモニターを見て
持っていったカセットレコーダーで録音して持って帰るという(笑)
高校生の僕が、そのためだけに梅田まで、
なけなしの小遣いで電車に乗って行った・・・しかしとても満足した
PVでしか聞けない、そのライブ版のフレーズを弾いて
「お〜!そんなフレーズあるんか!」と仲間を唸らせたものです
当然・・・「僕もフライングVを又にはさんでみたい」と思う
後にも先にも、何かを「又にはさみたい」などと思ったのは
フライングVだけ(笑)
ファイヤーバードを又にはさんでも
「腰の曲がった爺さん」にしか見えず
「はさみたい」病は重くなるばかり
楽器屋さんへ行っては
僕「あの〜このフライングV、又にはさんで見てもいいですか?」
店員「???・・・まぁ・・・どうぞ」
今思うと変な会話だ
そんな願いが通じたか、
高校2年のクラス替えで同じクラスになった同級生が
「俺、今弾いてないけどGRECOのフライングVもってるぞ」だと!
思わず僕は
「え!ほんならお前、やっぱり又にはさんでたのか?」
「???いや・・・別に又には、はさんでないけど・・・」
「それで、色は?」
「ホワイトやけど」
「え!!ほんならやっぱり、又にはさんでたのか?」
「だから!はさんでないって!」
と、かみ合わない会話の末、
僕のファイヤーバードと交換してもらうことになった!
(後にレス・ポールと再トレードでファイヤーバードも僕の手元に)
念願のVが手に入った!
自分のもとに「白いフライングV」が来た!
朝、目がさめたら又にはさみ
夕方、家に帰っては又にはさみ
夜、寝る前に又にはさみ
と、はさみまくる毎日となった
しかし、マイケルのVの写真と比べてみる
なんとなく雰囲気が違う・・・
まず、
僕のはクリームホワイト(黄色がかった)
マイケルのはスノーホワイト(純白)
僕のは「ヘッド」が黒
マイケルのは「ヘッド」もスノーホワイト
僕のは「アジャストカバー」が白
マイケルのは「アジャストカバー」が黒
いけない・・・
ここで妥協しては・・・いけない
早速、純白のスプレーラッカーを買いに走る
黒のアジャストカバーを作るために
黒の「下敷き」を買いに走る
うん、なかなかいい雰囲気だ
大いに満足した
後は・・・「金髪のカツラ」だ
早速、僕は・・・・


